-
アルマイト特長比較(白アルマイトと硬質アルマイト)
※黒アルマイト・カラーアルマイトは白アルマイトを着色したもの
硬質アルマイトは低温の電解浴又は各種の有機酸を添加した特殊な電解浴を用いて 処理されたアルミニウム材の陽極酸化被膜です。通常の方法で処理された皮膜に 比べて硬く、かつ、耐摩耗性に優れることを特徴とします。 通常、封孔処理は行いません。なお、耐食性が要求される場合、封孔処理を行いますが、 この場合、耐摩耗性は低下する傾向にあります。
※バッカル処理は主に真空装置内で使用され、高い耐食性が求められるため、封孔処理をするケースが多いです。
白アルマイト | 硬質アルマイト | |
---|---|---|
概要 | 一般的な硫酸アルマイト | 処理条件を調整した 硬度高いアルマイト |
皮膜硬度 | Hv200 | Hv400 |
膜厚 | 10μ程度 | 20~50μ |
色調 | 白色 | 自然発色。材質・膜厚により 異なる。 |